ビットコインや仮想通貨の売買をするには、まず取引所に新規登録するのですが取引所は国内だけでも10数社あります
どこに登録すれば良いのか?と迷われると思いますが主なポイントは下記の事項です
1.安全性やセキュリティがしっかりしている取引所は
2.取扱いされているコインの種類や自分が取引したいコインがあるかどうか
3.手数料はいくらくらいかかるのか
4.レバレッジ取引は出来るのか又は何倍までかけれるのか
5.売買以外の独自のサービスは
ご自身の投資スタイルで、一番重視している項目が優れている取引所を選べばよいと思います
安全性やセキュリティ
一番気になるのが、セキュリティはどうなのかと言う事ではないでしょうか。
コインチェックの件でより一層セキュリティが重要だと言う事がわかりました。今後、取引所を選ぶ基準はセキュリティがしっかりした所が大切だと思います
コールドウォレットでの保管や2段階認証はセキュリティの基本となります。
それ以外にも、マルチシグネチャウォレットはより強固なセキュリティ対策となり、下記の取引所では対応されています
取引所 |
2段階認証
|
コールド
ウォレット |
マルチシグネチャ
ウォレット |
ビットフライヤー |
○
|
○
|
○
|
ザイフ |
○
|
○
|
○
|
GMコイン |
○
|
○
|
○
|
ビットトレード |
○
|
○
|
○
|
2段階認証とは
各取引所サイトにログインする時に、IDとパスワードで認証した後に、スマートフォンのアプリで、ワンタイムパスワードを使った認証を組み合わせてセキュリティを高める認証方式のことを言います。
コードウォレットとは
オフラインのパソコンなどネットワークから切り離された状態で保管されているウォレットのことです。オフラインでの管理なので、ハッキングなどに対するセキュリティの強さは最も高いと言えます。
マルチシグネチャウォレットとは
一つのアドレスに対して複数の秘密鍵が割り当てられているウォレットのことです。ビットコインの移動に複数の鍵が必要なため通常のウォレットよりもセキュリティが高くなります。
マルチシグネチャウォレットを採用することで、高セキュリティのウォレットを構築できます。最重要データであるプライベートキーが1つ漏洩しても、別のキーがなければビットコインの送付が出来ないからです
ビットコイン以外の他の仮想通貨も取引されたい方
国内で一番多くの仮想通貨の取り扱いがあるのが、コインチェックですが、ネムの流出事件により、新規登録を一時ストップしています
海外では100種類以上の取り扱いがある取引所もありますが、国内の取引所では下記の通りとなっています
ザイフ
ザイフは仮想通貨の取扱は5種類ですが、沢山のトークンを取り扱っています
仮想通貨
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
ネム(NEM)
ビットコインキャッシュ(BCH)
モナコイン(MONA)
トークン
ザイフ(ZAIF)
カウンターパーティー(XCP)
カイカコイン(CICC)
ネクスコイン(NCXC)
ゼン(JPYZ)
ビットクリスタル(BCY)
ストレージコインX(SJCX)
フィスココイン(FSCC)
ペペキャッシュ(PEPECASH)
コムサ(CMS)
ビットコインとモナコインのみ取引所と販売所が有り。他のコインは取引所のみ
ビットフライヤー
ビットフライヤーは7種類取扱されています
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
イーサリアムクラシック(ETC)
ライトコイン(LTC)
ビットコインキャッシュ(BCH)
モナコイン(MONA)
リスク(LSK)
ビットコインのみ取引所と販売所が有り。他は販売所のみ
ビットトレード
ビットトレードの取扱コインは6種類です
ビットコイン(BTC)
ビットコインキャッシュ(BCH)
イーサリアム(ETH)
ライトコイン(LTC)
リップル(XRP)
モナコイン(MONA)
全ての取引が、取引所となります
GMOコイン
GMOコインの取扱コインは5種類です
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
ライトコイン(LTC)
リップル(XRP)
ビットコイン(BCH)
全ての取引が、販売所となります
販売所とは
販売所とは、会社が保有しているビットコインや仮想通貨を購入したり、売却したりする所で、会社がスプレッド(手数料)を上乗せした価格で売買されます
販売所のメリットは、すぐに売買ができるので、とにかく今すぐこの値段で購入したい、又は売却したい時に便利です。ただ取引所より手数料が高い傾向があります。
取引所とは
取引所とは、ビットコインや仮想通貨を売りたい人と買いたい人が取引をし、会社側がその取引の場を提供している形となります。
買いたい又は売りたいという値段と数量を提示して、それに応じる人がいると売買が成立します
取引所のメリットは個人間の売買で会社は場を提供するだけなので、販売所よりも手数料が安い傾向となっています
取引所によっては手数料が無料で行われていたり、ザイフでは取引すると手数料がもらえます
デメリットは希望の値段で売買してくれるユーザーが見つからない場合は売買が成立しないこともあります。
手数料はいくらかかる?
取引所での手数料は、下記のような手数料があります
ビットコインや仮想通貨を売買する時の手数料(スプレッド)
ビットコインや仮想通貨を送金する時の手数料
口座に日本円を入出金する時の手数料
レバレッジ取引をする時のスワップ手数料
レバレッジ取引について
レバレッジ取引とは、自分のお金を証拠金として預け入れることで、証拠金の数倍の金額で取引できます。これをレバレッジといいます
自分が保有しているお金以上の金額で取引できますので、トレード毎の収益も大きくなりますがもちろん損失も大きくなります。
短期トレードや、1日で何回も取引を行うデイトレーダーの方の取引に向いています
レバレッジが何倍までかけられるか、取引所によって違いますので、ご自身のトレードスタイルで選ぶと良いでしょう
ビットフライヤー 最大15倍
ザイフ 7.77倍
GMOコイン 5倍
売買以外の独自のサービスは
ビットフライヤーは、楽天、じゃらん、TUTAYAなど、ネットショッピング、旅行予約、アンケートの回答等でビットコインがもらえるサービスがあります
ザイフは、コインの積み立てが出来ます
積立方法は、一定金額を買い続ける「ドル・コスト平均法」で行います。ドル・コスト平均法のメリットは、相場が上がっても下がっても一定額で買い続ける方法ですので、
価格が上がったときは高値掴みを避けて少ない量を買い、価格が下がったときは安く多くの量を買うことができます。長期投資でのリスク軽減と、安定した収益を目指すためのものです
積立金額は、1,000円以上で、1,000円単位で最大100万円の設定が出来ます。積立できるコインは、ビットコイン、モナコイン、ネムとなっています
以上の項目で、ご自身が一番重視している所が優れている取引所を選ばれると良いと思います
リップルやモナコインなど売買したいなら取扱っている取引所を選んだり、レバレッジ取引がしたいならレバレッジ取引が出来る取引所を選ぶのは当然ですが
1ヶ所だけではなく、なるべく複数の取引所に登録する事をおすすめ致します。コインチェックの件もあるように、1ヶ所の取引所のみを利用するのはリスクが大きいからです
口座の開設や維持費なども全て無料ですので、複数の取引所に登録し利用して見て、ご自身が取引しやすい取引所を選ばれると良いかと思います
